FC2ブログ

キャリー(2013年版)を観ました。

キャリー(2013年版)を観ました。

コミケが落ちたのでDVD、Brayを借りてホラー三昧。キャリーは2013年版と1978年版があり両方見比べ。というより1978年版はもともとDVDを持っています。ただ新しく再版されたものには日本語吹き替えがありそれ目当て、だったのですが、日本語の吹替のない旧版を借りてきてしまったようです。う~ん、初歩的なミス。これなら借りなくてもよかったし(汗)
ーーーー以下ネタバレありーーーー
リメイクされると新しい展開が導入されるのが普通ですがこのキャリー・リメイクはほとんど原作と同じ。ちょっと派手になったかな~ってくらいのもの。もはやホラーの金字塔?である映画なのであらすじ書かなくても大丈夫かと思いますが、一応。

高校でいじめられっ子のキャリー。体育の授業の後、シャワー中に生理がくる。キャリーは驚きパニック。周りの生徒ははやし立てタンポンナプキンを投げつける(いじめ)。それに気が付いた体育教師リタはパニクるキャリーをビンタ。キャリーは月経の事を何も知らなかったようだ。校長室に呼ばれるキャリー。キャリーの母親マーガレットは狂信的なキリスト教徒。月経や男女交際を罪、汚れたものとして教えていなかった。校長は今回の事を母親に知らせるという。反射的にキャリーが反抗すると灰皿が飛ぶ(78年版)ウォータークーラーが割れる(2013年版)。家に帰るとキャリーは月経の事で「汚れた罪」をしたとして物置に閉じ込められる。その時、自分の怒りにより物置の扉にヒビが入る。「自分には特別な力がある」と気づいたキャリー。

リタはシャワー室のいじめに参加した生徒に特別メニューをこなさなければプロム(卒業パーティ)に参加させないと宣言。ほとんどの生徒がメニューをこなす中、クリスだけが反発。結局クリスだけがプロムに参加できなくなる。クリスはキャリーのせいだと逆恨み、プロムでキャリーに恥をかかす計画を練る。シャワー室のいじめに参加したスーは良心の呵責から自分の恋人であるトミーにキャリーをプロムに誘うよう頼む。キャリーははじめて男の子に誘われ始めてのデートがプロム。それを知った母マーガレットは「神の怒りを買うぞ」と猛反対。そんな母をキャリーは「力」で封じ込め、あこがれのトミーとプロムへ行くのだった…。

ここからはあの有名なプロム・クイーンに選ばれ壇上に仕掛けられたブタの血をかぶせられる。パニックになったキャリーは「力」を開放し無差別に生徒たちを殺し始める…というシーン。ラストもほぼ同じ…ですが、キャリーの墓から手が出るシーン、それは夢だったシーンが2013年版にはありません。

いままで何回も書いてきましたが、自分はリメイクが好きです。30年前の感性を現代の感性で解釈するのはとても面白いと思うから。でも一方リメイク許さないという人の気持ちもわからなくはないです。今回のキャリー・リメイクはそういう思いの自分からしたら0点です。だって何から何まで同じすぎます。だったらあのブライアン・デ・パルマ演出の78版の方がはるかに良い。パルマの秀悦なミステリータッチ、エロティシズムがまったく消えてしまっている。エロといえば「つかみの全裸」(出だしのシャワーシーンで)が2013年版には無いですが、そんなこっちゃどーでもいいです(あってほしかったですけど)プロムでいじめっ子のクリスがキャリーにブタの血をかけようとするシーン。あの緊張感、サスペンス感、唇をなめるエロティシズ。、そういう構成が無いんですもん。パルマ調でなくていいからそこはもっと頑張って欲しかった。
ーーーーーーーーーー
「これはリメイク作るべきじゃなかった」リメイク好きの自分がそう思いました。

そうだなあ…「つかみの全裸」でクロエ・グレース・モレッツが全裸を披露してたら「うん、まあいいか!」になってたかも(笑)ただクロエはちょっと美人すぎ。シシー・スペイセクくらい個性的な感じじゃないといじめられっ子っぽくないかなあとも思いました。ただ一つ今回のリメイクで良かったのは「クロエ・キャリー」の反応が日本人好みな感じでかわいい。

クロエ・グレース・モレッツは「モールス」「キック・アス」ともに個性的ですが(演出のせいか)キャリーは微妙かなあ。ちなみにこの2本どっちも好きな映画です。

PS この「キャリー」以後、スティーブン・キング原作の映画は売れないと言われていたと聞いた事があります。それを打ち破ったのが「ペット・セメタリー」だったか「ミザリー」だったか。多分「ミザリー」。アカデミー主演女優賞なのですごい売れたと思います。「ペット・セメタリー」は原作愛好家が確か「原作の雰囲気がない」と酷評してたと思うので。。。「ミザリー」も原作と違うようですが主演のキャシー・ベイツの演技がそれを吹き飛ばした感じです。

小説の映画化に伴う「原作と違う」批判。これ難しいですよねえ…。原作読んでない自分は「ペット・セメタリー」も十分楽しめました。思えばキングで原作読んでいるのは「IT」と「ゴールデンボーイ」あとは「ファントム」…はD・R・クーンツか(バケモノ設定がすごい「IT]に似てるんですよね)あ、「シャイニング」も読みました。映画見てから友人に「小説は全然違うし、もっとすごい」と言われて。でも先に映画を見たせいかそれほどでもありませんでした。確かに映画では題名の「シャイニング」の意味がものすごく薄くなってます。まあキューブリックのこの映画が気に入らずキング自ら真「シャイニング」をTV映画として撮っている有名な「原作と違う」映画ですから(苦笑)でもキューブリックの代表作に必ず入る映画なんですよねえ…。
スポンサーサイト
[PR]

[PR]

「ジェーン・ドゥの解剖」を観ました。

やっと観たかった「ジェーン・ドゥの解剖」を観ました。

毎度のごとく前情報を全く入れていないのでどういう映画か全然わかりません。が「解剖」となっているのでもちろんグロ系とは想像してました。一時その手にハマった事もありましたが現在ではホラーでも少々苦手分野。ただ「ジエーン・ドゥ」という名前に惹かれて観たかったのです。「グロ系ゾンビだろうなあ」と想像していました。が、その通りなのですが良い意味で期待を裏切ってくれました(笑)
ーーーーあらすじ、ネタバレありーーーー
アメリカの田舎町で一家3人の惨殺事件が起こる。3人の死には謎が残り強盗とも言えず原因は不明。家族で殺し合った?むしろこの家から出ようとして殺されたように見える。そんな時、捜査員が地下室で女性の死体を見つけた。それは美しい女性の全裸死体で半分土に埋められていた。

彼女はジェーン・ドゥと名付けられる。日本でいうと「名無しのゴンベエ」的な不明死体に仮に付けられる名前。解剖請負の業者に回され解剖されることになった。そこはトミーとオースティンの親子で運営している民間業者。既に数体の遺体の解剖を終え、帰ろうとする間際にジェーン・ドゥは運ばれてきた。いつも通りラジオを鳴らしながら解剖に入る。

外傷がなく、死因は不明。しかも美しい。体を切り開くと体内に不審な点がいくつも見つかっていく。まず舌がない。手首足首は折られており、肺は黒焦げ。しかも外傷が無いのに内蔵が傷つけられている。胃の中には毒草、そして布にくるまれた歯が出てきた。その歯をくるんだ布にはペンタグラムが描かれてある。ペンタグラムは肌にもあった。また胴が異様に細く、父オースティンはコルセットを巻いていたと推測する。コルセットはかなり昔のファッション。こんな若い女性がつけるものだろうか・・・。そういった発見をするとラジオが異様な声を流す。急に天候が崩れ、最初は混信と思っていた二人だが徐々に気味悪さが増してくる。

ま~解剖なのでグロ系です。それが苦手な方はキツイですが徐々に謎が出てきて、その度にラジオの異音や謎の金属音。冷蔵庫の臓器が割れたりとホラーな雰囲気が増してくる。なかなかいいと思いました。

胃から出た布をよく調べると「Leviticus 20:27」という聖書の一説、そして「1693」という数字を発見。そこで聖書と歴史を調べると魔女狩りについて書かれたページそしてアメリカ最大の魔女裁判「セイラム事件」の年だとわかった。まさかこの女性は320年前の魔女裁判で拷問を受け死んだ女性なのか??

きたきたきた~!って感じですね(笑)も~魔女でオカルトとは思ってませんでした。密室(解剖室)に閉じ込められて徐々に謎が解かれて行き怪異が起き始めるというホラーの流れなのですが、期待してなかったせいかかなり良く感じました。急に天候が悪化、電気が切れ暗闇に。その暗闇に何かいる…。密室ホラーです。なかなか怖い。謎解きがオカルトでいい。魔女裁判というテーマがいいと思いました。
ーーーーーーーーーーーー
この映画はどっかの映画祭で注目をあつめたとか。「密室で巻き起こる珠玉のホラー映画、ホラー好きはもちろんミステリー好きにもおすすめな作品」との評価。自分もそう思います。ホラー好きだと少し先が読めてしまいますがそれでもよかった。この映画が各地域で単館上映だったのは本当に残念。確か17歳以上だったと思うので仕方ないかなと感じますが低予算で名作はホラーの神髄(笑)でもまあ「ジェーン・ドゥの解剖」は低予算っぽくはないですけど。キャストのギャラが高そう。

「東海道四谷怪談」を観ました。

どうも体調がよろしくありません。微妙に寝込む日々が続いております。が、夜眠れない…。ホラーばっか観てるからかなあ。。。

久しぶりに「東海道四谷怪談」を観ました。
今回観たのは昭和34年作「東海道四谷怪談」。昔見たほどはインパクトないなあ…と思っていたら、自分が小さい頃観たのは田宮伊右衛門が仲代達矢だった事を思い出しました。ということは昭和40年版。34年版はなんか綺麗に感じてしまいました。仲代達矢の方はもっと泥臭い感じがしましたねえ。見せ場の「戸板返し」。昭和40年版はもっと怖かった。映画ではお岩の死体と卓悦の死体を雨戸の戸板の表裏に張り付けて沼に沈めるが、お岩の亡霊に追われた伊右衛門が沼のほとりに追いつめられると、目の前にその戸板が浮いてきてひっくり返りお岩の死体が現れるという仕掛け。歌舞伎はよく知らないのですが、江戸時代はこの仕掛けが見せ場だったとか。

「東海道四谷怪談」は江戸時代、文政年間の4代目鶴屋南北の作です。つまり創作作品。原点となった事件があるようですがほとんど脚色された創作作品らしいです。しかし昔からこの作品を「お岩稲荷」にお参りせず上演するとタタリに見舞われると言いました。そもそも「お岩稲荷」も田宮家の敷地内に勧請された霊験あらたかなお稲荷さんらしく亡霊とはあまり関係ないそうです。

むしろ「真景 累が淵」の方が原点の物語があり、こっちの方がタタリがありそうですけどそういう話は聞きませんねえ。映画も何本かあるけど観たことないんです。そうですねえ~もうかなり昔、TV長編ドラマがあって怖かった思い出がありますが…なんか吉備津の釜とミックスされたような話だったと思います。最近では2007年のJホラー「怪談」(監督中田秀夫)が真景累が淵でした。が、やっぱ「東海道四谷怪談」の方がメジャーですねえ。。。「真景 累が淵」が落語だからかなあ。すごい長編落語で三遊亭圓生の動画があったような気がしますが最後の段だけ無かったような。どうやら最後の段は未完らしいんです。そっか…未完だからかなあ。

「東海道四谷怪談」は実は「忠臣蔵」の外伝でした。田宮伊右衛門の前身は赤穂浪士という設定。深作欣二監督が「忠臣蔵外伝 四谷怪談」という映画を撮りました。お岩さんが赤穂浪士の味方をして吉良上野介を討つのを手伝うという見た目、里見八犬伝みたいなお話だったかと(笑)ただ江戸時代の「仮名手本忠臣蔵」は時代背景が室町時代になっていて浅野内匠頭は塩谷判官、吉良上野介が高師直(こうのもろなお)になっています(どちらも実在の人物。高師直はバサラ大名の代表格)つーことは…ひっきょう、東海道四谷怪談も室町時代のお話になってるのでしょうか?でも高師直の時代(室町初期)の関東、四谷なんて…超ど田舎だったんじゃないのかなあ。「仮名手本忠臣蔵」は鎌倉や山城が舞台でしたでしょうか。じゃあ舞台はやっぱり鎌倉なのかしらん?

ちょんまげ時代の話とは言え、やっぱり日本のホラーは怖いです。日本人の琴線に触れるからでしょうか、単におっさんになっただけでしょうか。。。

「こどもつかい」久しぶりにホラーを観ました。

久しぶにホラーを観ました。と言っても病院帰りレイトショウまでフードパークで時間をつぶしてのある意味強行軍。途中で具合がわるくなったらどうするかな~と思い薬を飲みました。その為途中で眠くなり10~15分?位寝てしまいました。ので主人公の幼少部分をちょっと見逃したかも(汗)個人的に決してつまんない映画ではありませんでしたが、評価が低くなるのはちょっと頷けます。
ーーーーーーーーーー以後盛大に、ネタバレ注意ですーーーーーーーーーーーーー
ある団地で母親の死体が見つかる。3日前、閉じ込めたベランダから子供がいなくなった、と大騒ぎした母親だった。しかし子供は母親が閉じ込めたベランダにつまれたゴミ山の影にちゃんといた。周囲もそれとなく勘付いていた、その子が母親から虐待を受けている事を。しかし3日後に死んだのは母親の方。新聞記者の俊也はショッピングモールで第一発見者の女子中学生から話を聞く。と、いなくなったと騒いだ直後から母親は子どもの瑠奈を恐れるようになっていたという。その時瑠奈は奇妙な歌を歌っていたともいう。その他の中学生らに聞くと「トミーさんの呪い」という都市伝説じゃないかと笑う。

俊也の同棲相手、尚美は保育園の保母。登園に親が付いてくるのが当然である中、一人で登園してくる少年がいた。事情を聞こうと側により腕をみると煙草の火を押し当てたような跡。それを見た尚美はたじろぐが少年の手当をする。服は薄汚れ、体中キズとアザだらけ。この少年、蓮(れん)が虐待を受けていることは明白だった。帰宅時間を大幅に過ぎても迎えに来ない蓮の母親。尚美は蓮を連れて自宅マンションに向かう。ドアのガラス越しに動くものがあり、ドアノブをひねるがドアは開かない。仕方なく俊也と同棲するアパートへ蓮を連れ帰り一時家族の団欒を過ごすことになる。この時尚美は「元気がでるお守り」として自分が首にかけていたお守りを蓮に与えるのだった・・・。

これはJホラーでもストーリーホラー?ですね。監督は清水崇。言わずと知れた「呪怨」の監督ですが最近は「魔女の宅急便」のイメージも強いそうで。だからでしょうかねえ?むかしのような良くも悪くもただ怖いシーンの羅列的なJホラーではなくなってきています。清水崇の新作ホラーを見たのは「ラビット・ホラー3D」以来。この映画はラビット・ホラーに通じるものがあります。一番はコミカル&ホラーを目指した部分だと思います。コミカル&ホラーの一番の例はピエロでしょう。おどけた表情が時に恐怖をも醸し出しますから。ラビット・ホラーもアニメ「アキラ」に出てくる巨大なウサギ人形みたいな感じにしたかったのでしょう。個人的には失敗してるように感じます。いかんせん、怖くなかったのが致命的でした💦💦でもその後に「魔女の宅急便」を撮っているのであれも評価されたのでしょうか?

ホラーをストーリーにすると大抵謎解き、推理ものになります。尚美は一晩、俊也との同棲アパートで蓮を預かると「漣くんのお母さんが見つかるまで、尚美先生がママになってあげる」という一時の同情ともとれる約束をしてしまいます。しかし蓮はあの謎の歌を歌いはじめた。蓮が歌を歌うと尚美には黒マントとんがり靴の奇妙な男の姿が見える。そんな時警察から・・・蓮の母親は尚美がアパートに行ったその時、尚美が開けようとしていたまさにそのドアノブで首をつって死んでいたときかされる。蓮の母親はもはやこの世で見つかることはない。蓮は児童保護施設に引き取られることになるが抵抗、尚美に向かって「お母さんが見つかるまで僕のママでしょ」と抱き着いてくる。しかし尚美は「私はあなたのママじゃない」と突き飛ばし突き放してしまう。保護施設に向かう車中、蓮はあの謎の歌を歌い出す。と、窓の外にあの黒マントの男が・・・。尚美は保育園で自責の念に駆られていた。安易な同情は時として残酷である。そんな時、電話がかかり蓮が走行中の車の中から消えたと連絡がきた。その消えたはずの蓮が尚美の前に現れる。尚美の「ママではない 、ごめんなさい」の言葉に対し、蓮は「いいよ、もう」と、もらったお守りを尚美に返す・・・。

一方、俊也はショッピングモールでアンティークショップを開いた旧友近藤に偶然再会した。話が弾んでいる最中、店の前に一人の幼い少女が立っているのに気付く。その子を見ると近藤は突然震えだす。その少女もあの謎の歌を歌っていたのだ。俊也はとっさにレコーダーでその歌を録音した。近藤も3日後に自宅で怪死する。のちに近藤は少女が万引きしたことをネタに性的虐待をしていた事がわかった。あの謎の歌を歌う子供にうらまれる大人は3日後に必ず死ぬ。尚美は蓮にその歌を歌われている。制限時間は3日。その間に歌の謎をとかねばならない・・・。

制限時間は一週間。その間にビデオテープの謎をとかねばならない。形としては「リング」と一緒ですね。でもホラーはこう成らざる負えない。ホラーと推理ものはほとんど同じです。ただそれが現実の者か異形の者かの違いだけ。ここでは「トミーさんの呪い」こそが「黒マント=子供使い」なわけです。黒マントの珍妙な男は怨みをいだく「子供」を「使い」自分の思いをとげている。実は主人公、尚美も子供の頃母親から虐待を受けていて「子供使い」の力を使っていた(つまり母親を死に追いやっていた)のです。

幼児虐待をテーマにしたホラーで思い出すのは「着信アリ」。あれは代理ミュンヒハウゼン症候群(子供をわざと重病にして献身的な看護をし、すばらしい母親だと褒め称えられる事に快感を感じる病気)が題材でしたが最後はホラー的どんでん返しになってしまったので社会派とは言えません。が、この「こどもつかい」は「幼児虐待」がどんでん返しなく、大きなテーマになっています。ですから社会派ホラー?とも言えるかもしれません。でもよく考えると「呪怨」も介護ヘルパーのお話。ホラーにはしやすい題材なのかもしれない。「仄暗い水の底から」もそれっぽい題材でした。

ちなみに「着信アリ」シリーズは個人的に残念至極です。「2」が造られると大抵ダメダメなものですが「着信アリ2」は個人的に最悪な感じでした。日本的ホラーかと思っていたら実は原因は「台湾」にあった、「3」では「韓国」になってしまいます。個人的にはJホラーは「日本由来の恐怖」(リメイクは別として)がいいんです~、好きなんです~。。。当時、韓流などアジアブームがありましたからそれに載せる為だったのでしょうかねえ。原作、プロデュース秋元康ですからそういう展開をのぞんだのでしょうかねえ?

ピエロ的なホラーの雰囲気を出そうとしたのが、良くわかるのがラスト近くの「子ども使い」の世界の中に入り込んだ時ですね。過去「子ども使い」に囚われた多くの大人が出てくるのですが、その中にずばりピエロの恰好をした大人がいるのです。が、どう見てもジョン・ウェイン・ゲーシー。言わずと知れたアメリカの連続殺人犯。同性愛者で若い男性ばかり33人を強姦、拷問して殺害。ほとんどの死体を床下に隠していたといい、凶行が発覚し床下を捜索したところ致死性の細菌や有毒なガスが検出され発掘が難航したという恐るべき快楽殺人者。そんな人物も「子ども使い」の標的になっていた、という事でしょうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

評価の低いレビューが多いですが個人的には嫌いではありません。ただ・・・怖くない(苦笑)
清水監督は今後この路線を進むのでしょうか?でもやっぱり時々でいいから「なんだかよく意味がわからないけど怖い」というJホラーを見てみたいものです。

ちなみにジャニーズの人が出演してたとか。滝沢秀明が出ていたのはわかりましたが、その他はくわしくありません。

もう一つ忘れてました。そして私的ランキング

去年のホラー映画、もう一つ忘れてました。
「劇場霊」
これも主演はAKB48の島崎遥香。脇役に足立梨花、高田里穂などある意味豪華メンバー。しかも監督は中田秀夫。Jホラーの金字塔「リング」の監督です。となればきっといい出来に・・・と思うはずですが、個人的には一番ダメダメな感じでした。

題名からして90年代に怖いホラーと評された「女優霊」(同じく監督中田秀夫)に掛けてあるのでしょう。キャッチコピーも「20年の恐怖、再び」みたいな文句でした。
けど「女優霊」がなんだか意味わからんけど怖い(笑)というJホラーの定番に対し、「劇場霊」は意味あるけど怖くない、謎解きも微妙・・・という作品になってると思います。仕掛けに血の侯爵夫人「エリザベート(バートリ)」や死蝋、人形とホラー的にわくわくする物を持ってきているのですが・・・・・・いかんせん、物語が陳腐に感じてしまいました。事故の恨みって・・・もっと何かなかったのかしらん?ちょっと江戸川乱歩も入ってるんでしょうけど。。。

一応ここで去年劇場で見た(一部DVD)ホラーの個人的ランキングです。
1位「のぞきめ」
2位「アイズ」
3位「貞子vs伽椰子」
4位「残穢」
5位「呪怨ファイナル」



とずーーっと離れて「劇場霊」

「残穢」より「貞子vs伽椰子」が上というのがちと恥ずかしいかも(笑)
1番はやっぱり「のぞきめ」です。テーマが文句なしに大好き。も~絶対小松和彦の本「異人論」や「憑霊信仰論」読んでますよねえ。ラストがダメみたいなレビューがありますが、個人的にはそこもいいと思います。

ただ、これも個人的な好き嫌いなんですけど、小説中に作者が主人公、あるいは脇役として出てくる本は苦手なんですよねえ。なんか感情移入できないんです。だから三津田信三の小説でも三津田信三が主人公?の「作者不詳 ミステリ作家の読む本」は読んでないんです。同じ意味で「のぞきめ」も読んでない(笑)このパターンが嫌いになったのはたぶん二階堂黎人「人狼城の恐怖」からだと思います。2部とも読破しましたが、なんか・・・なんとなく・・・ナルシーな感じを受けてしまって。。。この世代?の作家さんには自分自身を主人公にする作品が多く、あまり読んでないんです。。。

そういえば「クロユリ団地」も元AKB48前田敦子主演の中田秀夫監督作品でした。個人的にはこれもかな~~~り微妙です。。。なぜだろうなあ・・・ちゃんと理屈をつけるようになってからあまり良くなくなったのかなあ・・・って感じがします。なにせJホラーって意味不明も売り??ですからねえ(でもまあ意味不明すぎてダメダメな作品の方が多いきがしますけど)「リング」も言っちゃあ意味不明ですもんね。原作には無かった「超能力」を持ってることにしちゃってるし、「リング2」はもう、意味が解らないけど怖い雰囲気ばかりという正統派?Jホラーでしたし。。。 
「仄暗い水の底から」かなあ?あんまり怖くなくなったのは。あれも鈴木光司原作の短編ですがストーリーがしっかりとしていて意味不明がない。もしくは「女優霊」の中のセリフ「コンテ通りに撮ってるようじゃ大物にはなれんしな」をやってしまったのでしょうかねえ??でも以前書きましたが「女優霊」が1996年、「リング」が1998年。2年しか離れてないんですよね。なんか「女優霊」と「リング」ってもっと離れてるイメージがありました。やっぱ若い頃の2年とオッサン化した現在の2年では感じ方が違うんでしょうかねえ。「シュタインズ・ゲート」のセリフで言えば「相対性理論ってロマンチックね。そして悲しいね」

以上、個人的な感想でした。ごめんなさい・・・。
♪パンツ占い♪
今日のパンツ占いだよ!
thanks font:S2G
プロフィール

ふじさきまこと

Author:ふじさきまこと
エロ漫画家 藤咲 真です。


単行本は過去12冊
(単行本化されていない作品集めると2〜3冊分ありますけど・・・)

fujimako(A)amail.plala.or.jp
お手数ですが(A)を@に変換してください。
お仕事依頼もここへどうぞよろしくお願いいたします。

FC2カウンター
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
今日の日付入りカレンダー

01 | 2018/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -
リンク
最新記事
最新コメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

QRコード
QRコード
検索フォーム