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ヒロイン論?「図書館戦争」

実写版「図書館戦争」見ました。お金が無い中、100円でもきついのですが気分が落ち込んでいる時はやはり映画です。

実は個人的にアニメの実写版はけっこう好きで楽しみにしていたりします。ただ、落胆する作品も多いので微妙なんですが・・・例えば「デビルマン」とか「キャシャーン」とか・・・。ハリウッド版だと「ドラゴンボール」とかアニメとは違いますが「ゴジラ」(前作の事)等・・・これらはもう完全に別モノですけどねえ(苦笑)

個人的に良かったと思うのは「あしたのジョー」ですね。当時力石のお墓を建てる人達がいたほど熱烈なファンがいました。そういう情熱を持ったファンの方々から見れば実写版は違和感があるかもしれませんが自分はかなり良いと思いました。アニメで見ていた内容とほとんど変わらないと思いますし70年代(作品内は30年代かな)の雰囲気がすばらしい。CG技術も生きてますしね。一見の価値はあるのではないかと思います。同じくらい熱烈なファンがいた「宇宙戦艦ヤマト」の実写版ほど違和感はありませんでした。「ヤマト」ではヒロインの力が大きくなっていて個人的には違和感を感じましたし。

「ホラー映画クロニクル」という雑誌に90年代以降のホラーの特徴は「闘うヒロイン」と書かれてあります。一番象徴的なものは「ホラー映画クロニクル」でも書かれてるように1990年作「ナイト・オブ・ザ・リビングデット死霊創世記」(リメイク)ではないでしょうか。原作は1968年作の同名映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデット」ですがヒロインの立ち位置がリメイクではまったく違います。68年作でのヒロインは脇役で、ただただ怯え泣き叫び、最終的には精神的に壊れていくという人物。ところが90年リメイクでは主役になり最初こそ恐れ怯えますが運命に立ち向かい最終的には自分の力で解決する人物になっています。銃をぶっぱなしてはかなりの命中率を誇りまさに68年作とは180度違う人物。アメリカのウーマンリブってむしろ60年代のはずですよねえ(笑)自分が男だからでしょうか、ホラー映画ではあまり強い女性というのはちょっと違和感を感じてしまう所があるのです。初版の監督は「キング・オブ・ホラー」ジョージ・A・ロメロ。リメイクでは脚本担当してますからこういう演出はOKだったってことですね。そういえばリメイク作品は大半が主人公が男から女になってますねえ。ロメロの代表作「ゾンビ」(78‘)も黒人警官が主人公(的)だったのではないかと思いますが、リメイク版「ドーン・オブ・ザ・デット」(04‘)では看護婦が主人公になってますしリメイク版「死霊のはらわた(2013)」しかりリメイク版「ザ・スィング(遊星からの物体X)」しかり・・・。 

思えばJホラー代表作「リング」(98‘)も原作では主人公は男ですもんね。映画に先立ちフジで放映された高橋克典主演2時間ドラマのほうが原作に近かったと思います(貞子が常に全裸で、父親と近親相姦してるって設定が付けられてたけど・・・)こんな風潮だから最近はヒロインのオールヌード、シャワーシーンが減ったんでしょうか。残念・・・。

そういう意味では「図書館戦争」はいい意味で大変日本的でちょっと古い(?)感覚の映画かと思いました。これは決してディスってるわけではなくむしろ好みという事です。原作は未読でフジTVノイタミア枠のアニメが初見でしたが実写版もほぼ同じ内容になっています。アニメの時から設定の「初の図書特殊部隊女性隊員」というのが大変日本的と感じたのと「恋心」の表現が古め(?)と感じていたのです。そういえば自衛隊でも実戦部隊の女性隊員はほぼいないと聞いたことがありますし、ちょっと前に「初の」護衛艦女性艦長という動画を観たことがあります。「初の女性」というのが注目されるということはそれが当たり前ではない、女性の進出が遅れているという象徴でもあるわけですよね。そういえば「踊る大走査線」でも「初の」女性高級警察官僚(管理官)が出てきましたし、今時「初の女性」がヒロインになる物語というのは大変日本的ではないかと感じたわけです。思えば1976年作「ダーティ・ハリー3」で相棒の女性刑事ケイトが出てきますが新米で役立たずに描かれています。物語の中心ではないにしてもハリーと行動する中、成長し才能が垣間見えていく。「女とは組まない」とハリーが言うので「初」ではないのでしょうが、アメリカでもまだ「珍しかった」のではないでしょうか。同時期1970年代の「刑事コロンボ」でも婦警が出てきますがミニスカにハンドバック、そしてハイヒールという格好ですし。その足音で犯人が女性と気付く、というシーンなんですが明らかに銃をぶっぱなしまわす現在の女性警官と違いますよねえ。別の意味で考えれば日本は「初」がまだヒロインになれる国なのですよね。ちなみに「警察24時」系の番組が好きでよく観るのですが女性刑事が活躍するのは「生活安全課」ばかり。TVドラマのように「捜査一課」でバリバリの女刑事がいたらやっぱ流してほしいですねえ。

恋愛模様も「エースをねらえ」を彷彿させていただきました。正確には岡ひろみのあこがれは藤堂先輩ですが厳しい教官にあこがれる光るものはあるがドジな新人という構図は普遍だなあと。見ていなかったので細かい所はわかりませんが「スチュワーデス物語」もこんな構図ですよねえ。思えば「君に届け」などもヒットしましたし「まじめで奥手な女の子」というのが受けるのはいつの時代も変わらないのかもしれません。時代は変わっても好みの本質はかわらってないのかもなあ。逆に古くて新しい感覚なのかもしれません。ちなみに自分が生れて初めてハマったアニメが「エースをねらえ」でした。その感想が書きたくて日記を始めた程(3回しか書きませんでしたが)当時原作漫画も読んでみようと思いちょっと立ち読みしたのですが・・・漫画は男子にはきつかった。。。その頃初めて買った漫画の単行本は「ブラックジャック」の3巻でした。 

また女性部下を平気で殴ってしまうのも日本ならでは・・・のような気がしました。「サー!イエス・サー!!」のアメリカ軍新兵訓練が映画によく出てきますが鉄建制裁してるシーンをほとんど見たことがありません。「24」でもあの拷問好きジャックが、シーズン7まで女は殴らなかったですしねえ。女がパニックになり男が殴って正気に戻すというシーンもずいぶん前から日本映画でしか見られなくなっているような気がします。
・・・と、言うような勝手な思い込み感想によりいい意味で古いタイプのアニメ、映画だったのではないかと思っています。実写化一番の効用はやっぱ戦闘シーンですね。実写は迫力があります。特に最近の戦闘はかっこいいですしねえ。接近戦のテンポも秀越だと思いました。ただ戦闘前の図書部隊とメディア良化委員会の交渉は第一次世界大戦以前の戦陣儀礼みたい(笑)

教官役はアイドルの岡田准一ですが演技もすばらしい。むしろ女優がもはや本業であろう榮倉奈々の方に少しだけ演技の難があったように感じました。ちょっと活舌の面ですかねえ。脇を固めたのが栗山千明ですから演技としては見劣りしたのかもしれません。しかしだからといってキャスティングに失敗したということではなく原作(アニメですけど)の雰囲気はまったく壊していないと思いました。アニメの「図書館戦争」も好きでしたが「実写版」のDVDも欲しくなりましたねえ。でも日本映画のDVDは高いんだよな。最近安くなってきましたがやっぱハリウッド製に比べると・・・資金が違うから仕方ないでしょうが貧乏人には手に入れづらい(悲)

アニメはフジでしたが映画はTBS。TBSの映画は当たらないと言われますけど個人的には好きな映画が多いです。今回の「図書館戦争」前出の「あしたのジョー」面白くないと言われたリメイク版「日本沈没」みんな好きですねえ。
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エロ漫画家 藤咲 真です。


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